ベルリン1泊2日の旅|ベルリンフィル野外コンサート

2025/07/03

海外生活と旅



6月末に、1泊2日でベルリンに行ってきました!


目的は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の野外コンサート『ヴァルトビューネ(WaldBühne)』を聴くこと。

それ以外にも、美術館など軽く観光もしました。


写真少なめ、文字多めの旅記録です。


持ち物・服装


カバンは、リュックとカゴバッグ(+エコバッグ)の2つ持ちで行きました。



リュックには着替え、パジャマ、洗面用具、折り畳み傘。

カゴバッグには貴重品を入れていきました。


基本の持ち物は、普段と変わりません。



1日目の気温予想は、最低15℃/最高28℃


夜に野外コンサートがあり、会場が森の中だったので、虫対策のため長袖シャツ+長ズボン。

中には半袖Tシャツ、足元はスニーカーを合わせました。

実際は虫は問題なく、予想より暑かったのでシャツは羽織りませんでした。

周りのお客さんは、Tシャツの人もいればワンピースの人も…市中のコンサートと変わらないかな。



2日目の気温予想は、最低18℃/最高28℃


Tシャツと長ズボンの代わりに、ノースリーブのワンピースを持って行きました。



1日目


フランス パリ オルリー空港からドイツ ベルリン・ブランデンブルク空港へ、約1時間半のフライト。

13時半前に到着しました。


最初の目的地 絵画館へ向かうため、Sバーンとメトロを乗り継いでポツダム広場へ。

だいたい1時間ちょっとかかったと思います。


ホームにある券売機で切符を購入。乗るときは必ず、隣にある機械で時刻印を打ってください。

アプリでも購入できます。



ベルリンフィルの本拠地を通過。

想像よりポツンとある…



絵画館



ロッカーとクロークが0階にあります。

ロッカーは硬貨返還式(1€か2€)でした。

展示室入り口で荷物チェックがあり、液体が持ち込めないようなので、先に預けることをお勧めします。


到着し、まずは2Fのカフェで腹ごしらえ。

この時点で15時だったので、軽くおやつにしました。


カウンターで注文するスタイルのカフェで、軽食(サラダ、ピザ、スープなど)やケーキがありました。

ハーブティー2杯、バナナケーキ、ガトーショコラで約12€



お腹が落ち着いたところで、見学開始。

展示室はワンフロアなのですが、脅威の40室超え!

見忘れがないよう注意しながら進みます。






フェルメール作品が2点

なぜかこの美術館、ガラガラだったんですよね。常設展しかやっていない時期だからか、たまたまか…

現存作品35点しかないフェルメールが、2点もあるのに…信じられない……

ゆっくり隅々まで味わいました。



ボッティチェリの部屋も無人



ホテル〜コンサート


メトロでホテルの最寄り駅まで、40分ほどかけて移動。

終演後の電車がとにかく混むと聞いて、会場近くのホテルを予約しました。



このホテル、入り口がわかりづらくて…!

役所のようなコンクリートの建物で、脇に小さなエントランスがあるのをやっと見つけたのですが、開け方もわからず…

(多分インターホンでホテルを呼び出せば良かったのだと思います)

結局、たまたま他の宿泊者がドアを開けたタイミングで滑り込みました。


ホテルらしからぬ外観に不安を覚えましたが、実際はとても良かった! 

部屋は綺麗で広いし、朝食も美味しかったです。



18:30ごろ、友人と合流しホテルを出発。

Sバーンに乗って会場へ向かいます。



コンサートのチケットは、友人(ドイツ在住)が予約してくれました。

1/1の時点で残少、1/7にリセールで購入。

彼女曰く、例年より早く売れたようです(人気指揮者だから?)



日本の通勤電車を彷彿とさせる、すし詰めの電車で2駅。

ホームから会場までも満員で、ゆっくりぞろぞろ進んで行きます。



入り口で荷物検査あり。

会場自体の通常時の荷物規定と、今回のコンサートの規定は別でした。

荷物サイズや飲食物の持ち込み条件が変わるようなので、要チェックです。





ついたー!

森に囲まれた舞台です。

2万人収容できるそう。

これを撮ったのは中腹だったのですが、客席はもっと高いところまでありました。


私たちの席はベンチがありましたが、アリーナエリアは地べたなので、みなさん敷物を敷いてピクニックスタイルでした。

また、客席は完全に屋根がないので、雨予報のときは準備が必須だと思います。

(友人は以前しとしと雨の年に当たり、周りのマダムたちが洋服や食べ物を渡してくれて助かったそう)


会場内には、飲食物の屋台がずらり。

私たちも、ビールカレーブルスト(ソーセージ)を購入。1人15€以上しました。

お祭り価格ですが、今日は良し。

食べ物を持ち込んでいる人も多かったです。



コンサートは定刻通り。

ベネズエラ出身の指揮者 デュダメルの振るラテン音楽は、夏の夜にぴったり!

正直あまり馴染みのないプログラムでしたが、心地よく聴けました。

ベルリンフィルってこういうのもできるのね…



プログラム

Gabriela Ortiz / Kauyumari

Arturo Márquez / Danzón No. 8 “Homenaje a Maurice”

Aaron Copland / Old American Songs, First Set (arr. for voice and orchestra)

Ryan Speedo Green (bass-baritone)

Evencio CastellanosSanta Cruz de Pacairigua

(休憩)

Roberto Sierra / Alegría

Duke Ellington / Three black kings: Martin Luther King

Leonard Bernstein / West Side Story: Symphonic Dances

★アンコール 2曲



終演後


終演後は、また大勢で駅まで移動。

立ち止まる時間もありましたが、思ったよりスムーズに出られたと思います。




2日目


朝食を食べてから10時にチェックアウト。


ブランデンブルク門を見に行きました。





この日は日曜日で、飲食店以外は(デパートさえも)ほぼ休業。

ランチのお店まで30分ほどゆっくり歩いて移動しました。



ランチは、シュニッツェル専門店へ。



旅先ではその土地のものを食べたい派の私たち夫婦。

シュニッツェルはオーストリア料理ですが、ドイツ語圏ということで(笑)

本来は薄く叩いたお肉を揚げたものですが、このお店はベジタリアン向けのメニューもたくさんありました。



私は、サラダにヒラタケのシュニッツェルをトッピング。

ゆるプラントベース生活を意識しているので、選べるときはベジタリアンメニューを選択しています。


アルコールフリー(0.5%以下)のビールや、グルテンフリービールがあるのも嬉しいポイント。


とても良いお店でした! おすすめです。



ゆっくりランチを終えたら、Sバーンで空港へ移動。

帰路の飛行機も定刻、無事旅が終わりました。



おわりに


ベルリンは美術館や博物館がいくつもあり、魅力を感じました。

観光客は思ったほど多くなく、ゆったり過ごせる印象。

とても良い滞在になりました。


ヴァルトビューネは今年初めてドイツ国外での開催、場所はなんと河口湖!

ベルリンフィルと日本との繋がりがさらに深まったら良いなと思っています。


ベルリン観光やヴァルトビューネ鑑賞の参考になれば嬉しいです。


プロフィール


さや
映えないけれど、ちょうどいい暮らし。海外駐在中/ゆるミニマル・ゆるサステナブルな生活の記録。

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