グレイヘアを目指すと決めた|30代女性の白髪との向き合い方

2025/07/17

服と身だしなみ



今回は、白髪についての私の考え方を共有したいと思います。


感じ方は人それぞれ。環境や立場でも変わります。

染めることも、染めないことも、どちらも良い選択です。


私もいつか考え方に変化があるかもしれないけれど、今感じていることを正直に書いていきます。


白髪を隠していた20代


30代前半の今、私の頭髪には白髪があります。


頭頂部と側頭部を中心に、目立つものが10本以上。

(自分の視界に入るものだけなので、もっとあるのかもしれません)


私の髪は、真っ黒ストレートロング。

ヘアカラーもパーマもをしたことはありません。


20代から、数本の白髪が気になり始めました。

その当時は、根元から切ったり、たまに抜いたり…

接客業でシニョンヘアにすると白髪が目立つ気がして、どうにか隠そうと頑張っていました。



ナチュラル志向になった30代


30代になり、特に渡仏してから、白髪が増え始めました。

はじめは正直ショックでしたが、あるときから考えが変わりました。


「服も肌もナチュラルなら、髪もナチュラルで良いんじゃない?」


フランスで過ごすうち、ほぼすっぴんにTシャツ・ジーンズが心地よいと気づいた私。


そのとき、ぼんやりと浮かんだのは、なぜ髪だけナチュラルを許せないんだろうということでした。



素敵なグレイヘアとの一瞬の出会い


そんな折、本当に一瞬の出会いでした。


いつものマルシェで買い物をした帰り、目の前を1人のマダムが歩いていたのです。


そのアジア系のマダムは、グレイと黒の混じったショートヘア。

コットン素材のシャツとパンツで、とてもナチュラルなのに、ハッとするほど素敵でした。


ぴんと真っ直ぐ伸びた背筋と、グレイの襟足が、洗練された雰囲気に見えました。


見惚れているうち、彼女は店舗に入っていきました。



ほんの1分にも満たない出会いでしたが、彼女は私の憧れの姿として、脳裏に焼きつきました。


そして決めたのです。グレイヘアを目指そうと。



いつかのグレイヘアまでの道のり


私は、白髪を隠すことをやめました。


伸びかけの白髪を見つけると、つい抜いたり切ったりしたくなりましたが、耐えました。


1年ほど経った今、白髪は周りの毛の3分の2くらいの長さまで伸びました。

そうすると周りと馴染んで、隠そうとしていたころより不思議と目立たなくなりました。



もし、自分が学生のころに悩んでいたら、染めていたかもしれません。

もし、自分の子どもや大切な人に染めて欲しいと言われたら、そうすることだってあるかもしれません。


それでも良いのです。髪はまた伸びます。


大切なのは、出会ったマダムへの憧れと、自分の心地よさを信じて、そのときしたいようにすることだと思うのです。



まとめ


グレイヘアを目指そうと決めるまでのことを書いてみました。


染めなくても、染めても、何色でも良いのです。

それに自分が満足できれば。

今の私は、白髪も大切な髪の1本として扱っていきたいと考えています。




またいつか、髪の様子が変わってきたら、そのとき感じる正直な感情やメリット・デメリットなどを共有できたらなと思います。


白髪についてのモヤモヤが、少しでも整理されるきっかけになれば嬉しいです。

プロフィール


さや
映えないけれど、ちょうどいい暮らし。海外駐在中/ゆるミニマル・ゆるサステナブルな生活の記録。

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