まるで素足。足に寄り添うローファーとの暮らし

2025/08/08

服と身だしなみ



まるで素足で歩いているみたい。

そんな感覚で履けるローファーを持っています。

革が柔らかく、自分の足の形にすっと馴染んでくれる一足です。


今日は、そのローファーとの付き合い方と、革靴を長く履く楽しみについて書いてみます。




裸足で履くなんて、と思っていた


以前は、靴の中に素足を入ることに少し抵抗がありました。

汗や臭いが気になったし、靴ずれしそうで怖かったからです。


でも、フランスに来てから考え方が変わりました。

こちらでは、裸足に革靴が普通。ローファーやバレエシューズも素足で履いています。


初めは驚きましたが、やってみると案外快適でした。

柔らかい革が足にぴったり沿って、どこにも当たらない。

むしろソックスを履くよりも心地よく感じる日さえあります。


冬はソックスやタイツと合わせて、夏は裸足で。

そのときどきの装いに合わせて変化できるのも、ローファーのいいところです。



足に馴染む、という感覚


このローファーは、初めから柔らかくて履きやすい靴でした。

でも、何度も履くうちに、だんだん「自分の靴」になっていく感じがあります。


革が足の形に沿ってくることで、毎回少しずつ履き心地が良くなっていく。

足と靴が一緒に育っていくような感覚です。


歩くたびに、履くたびに、少しずつ変化する

その過程も楽しめるのが、革の靴ならではかもしれません。



何度でも直して、また履ける


もう何年も履いていますが、ソールは張り替えていますし、いずれは中敷きも。

修理を重ねながら、ずっと履けるのが革靴の魅力です。

傷やシワが増えていくのも、味として愛せるようになりました。


新品じゃなくてもいい、自分にとって心地いい靴。

それがいちばんです。



数より、付き合いの長さ


ミニマリストを目指していることもあって、靴の数は少なめです。

でも、「数が少ない」=「楽しめない」ではないと思っています。


むしろ、選んだものとしっかり向き合えるのは、数を絞っているからこそ。

自分にとって本当に心地いい靴を、何度でも修理して履く。

そんなふうにモノと付き合っていきたいと思っています。



まとめ


長く履ける一足があると、それだけで足取りが軽くなります。



季節が変わっても、気分が変わっても、変わらず寄り添ってくれる靴。

これからも、手入れをしながら、大事に履いていきたいです。

プロフィール


さや
映えないけれど、ちょうどいい暮らし。海外駐在中/ゆるミニマル・ゆるサステナブルな生活の記録。

詳しくはこちら

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ